ラタトゥイユってどんな料理?水なし&野菜の水分だけで作るレシピもご紹介

レシピ

ラタトゥイユと聞くととってもおしゃれな料理に聞こえますよね。ちょっと難しそうなイメージがありますが、煮込むだけで出来るのでとても簡単ですよ。

そもそもラタトゥイユとは、どこのどんな料理なの?

そんな疑問が出てきたので、さっくりと調べてみました。

ラタトゥイユとは?

 


フランスのプロヴァンス地方の料理、ラタトゥイユ。南部にあるニースという場所の郷土料理だとされています。ラタトゥイユは、夏野菜を使った煮込み料理で、野菜だけを使ったものや、お肉を加えてボリュームを出すものなどさまざまです。

そのまま食べても美味しいだけでなく、パスタソースとしても利用できる多目的な煮込み料理。ラタトゥイユは夏の終わりに作られるイメージがありますよね。もしかしたら多くの夏野菜を一度に使い、長期保存できるように工夫されたレシピなのかもしれません。

ちなみに発祥の地では家庭ごとに独自の味があり、それぞれの家庭の秘伝の味があるそうな。

本記事では、このラタトゥイユのレシピをご紹介します。水を一切使わず、野菜の水分だけで調理します。野菜の濃厚な味わいが楽しめ、まさにパスタソースに最適です。冷凍保存も可能ですよ。

 

【レシピ】水なし!簡単!ラタトゥイユ

ここでは、誰でも作りやすいラタトゥイユのレシピをご紹介します。

材料(3~4人前)

  • トマト缶 1個
  • トマト 1個
  • なす 2本
  • ズッキーニ 1本
  • にんじん 1本
  • 赤・黄パプリカ 各1個
  • 玉ねぎ 1個
  • ローリエ 1枚
  • タイム 小さじ半
  • オレガノ 小さじ半
  • オリーブオイル 大さじ1

作り方

  1. 野菜をそれぞれ一口大に切ります。切り方はお好みで構いませんが、大きさは揃えましょう。
  2. 深めの鍋にオリーブオイルを入れ、トマト缶以外の野菜を入れてしんなりするまで炒めます。
  3. 野菜がしんなりしてきたら、トマト缶とハーブを加えてざっくりと混ぜます。フタをして中火で煮込みます。
  4. 沸騰したら火を弱め、にんじんが柔らかくなるまで煮込みます。
  5. 野菜がくったりとして少しとろみがつくまで煮詰めたら出来上がりです。

ラタトゥイユを作る際、いくつかのコツやアレンジ方法を知っておくと、より一層美味しく楽しめます。以下に、そのポイントをご紹介します。

ラタトゥイユを作るコツ・ポイント

ラタトゥイユはアレンジの幅が広く、自分好みにカスタマイズすることができます。ぜひ、これらのコツやアレンジ方法を参考にして、オリジナルのラタトゥイユを楽しんでください。

トマト缶の選び方

トマト缶はホールでもカットしてあるもの、また生のトマトと缶のトマトを組み合わせて使うことで、より味の深みが増します。お好みのタイプを選んでみてください。

お野菜の種類と量は変更OK

お野菜の種類は自由に変更できます。余っている野菜を活用して作ってみるのも良いでしょう。根菜系の野菜を使うと、よりコクが出ます。

塩コショウはお好みで

塩コショウなどの調味料を入れていませんが、ハーブが入っているため風味豊かな仕上がりになっています。塩コショウは食べるときにお好みで足してみてください。また、お好みでコンソメ顆粒を入れるとより深い味わいになります。

お肉のオススメは鶏肉とベーコン

お肉を入れる場合は、鶏肉やベーコンがオススメです。野菜を炒める前に焼き色をつけると、より風味が増します。

にんにくをプラスしても◎

にんにくを加えると、より一層風味豊かになります。お好みで入れてみてください。

自分好みのラタトゥイユを作ってみよう!

ラタトゥイユを作ったら、最後に一つの楽しみが待っています。それは、一日置いてから食べることです。一日寝かせることで、野菜の旨みがよりしっかりと引き出され、酸味が落ち着いてまろやかな味わいになります。出来立てよりも、しっかりと時間を置いた方が風味が増すと言えるでしょう。

また、ラタトゥイユは温めて食べても美味しいですし、冷まして食べても良いです。自分の好みや食事のシーンに合わせて、お楽しみください。

さらに、ラタトゥイユは作り置きしておくと便利です。冷蔵庫での保存なら3〜4日は美味しく食べられますし、冷凍庫での保存なら1か月間は安心して保管できます。忙しい日々でも、美味しいラタトゥイユを楽しむことができるので、ぜひ試してみてくださいね。

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