マヨネーズはサラダに炒め物にディップにと、何かと役立つ調味料です。卵に入れるとふわっと仕上がる便利な一面も。
おいしくて便利なマヨネーズですが、ちょっとカロリー高いのが気になるところ。ですが最近は、カロリー控えめのものや、コレステロールを抑えた商品もあります!メーカーそれぞれで味や食感も違ったりするので色々な種類を使ってみるのも楽しいですよ。
この記事では、マヨネーズのレシピを詳しくご紹介します。
手作りマヨネーズと聞くと、少しハードルが高く感じられるかもしれませんが、大丈夫です!コツを抑えれば失敗は防げます。万が一、分離してしまった時の対応策もあわせてご紹介します。
【レシピ】マヨネーズ
材料(直径約8cmのココット1つ分)
※材料は全て常温にしておきましょう。
- グレープシードオイル 1カップ(200cc)
- レモン 4分の1個
- 卵黄 2個
- 塩こしょう 各ひとつまみ
作り方
- レモン汁を絞っておきます。
- ボウルに卵黄と1を入れて、馴染むまで泡立て器でよく混ぜます。
- 全体が馴染んだらグレープシードオイルを少し入れ、その都度よく混ぜ乳化させます。
- オイルを全て混ぜ込み乳化し終えたら、味を見ながら塩こしょうで整えてできあがり。
押さえておきたいコツ・ポイント
- 今回泡立て器を使って手動で混ぜて作りましたが、もちろん電動ミキサーでも作れます!乳化してくるとその分粘度が高くなるので、しっかりとボウルを支えながら混ぜましょう。
- 材料は全て常温にしておきましょう。材料の温度差を無くすことで、分離を防ぎます。
- 少しずつ入れるオイルは小さじ2程度入れて混ぜると、混ざりやすいです。その都度よく混ぜましょう!混ざりきる前にオイルを追加すると分離の原因になります。(本当は糸を垂らすように絶え間なく入れるのがベターですが、1人で作る時はなかなか難しいですよね。なので少しずつ入れて混ぜる方法にしてみました)
- 出来上がったマヨネーズの固さをゆるめたい場合は、レモン汁を少しずつ足して混ぜ、調節しましょう。1日経つと塩がなじんで塩味が落ち着き、まろやかな味わいになります。
- 塩加減はお好みで。ひとつまみと書いていますが、味を見ながら加減し調整してみてください。
- コショウを効かせたい場合は、挽きたての黒コショウを入れてもおいしいです。
- オイルはグレープシードオイルの他に、サラダ油や太白胡麻油などでも◎クセのない油でしたら大丈夫です。
- レモン汁を使うときは、ぜひ搾りたてを使いましょう。レモン汁がない場合はお酢を使っても◎お好みのお酢を使ってみてください。
- ココットや蓋付きの瓶に入れて冷蔵庫に入れて保存しましょう。ココットに入れる時はラップをするのを忘れずに。
- できあがったマヨネーズは3~4日は保存できます。ですが、出来上がった濃度や冷蔵庫の環境などによって日持ちする日数は異なるので、様子をみながら早めに使い切ってください。
【必読】分離してしまった時の対処法
きちんと混ぜたつもりが分離してしまった!そんなときは卵黄を1個足して、再びよく混ぜてみましょう。
ちなみに分離してしまう原因は主に3つあります。
- 材料の温度がバラバラ(油が常温で卵は冷たかったなど)
- オイルを一気に入れすぎた
- 卵黄が足りなかった
失敗しないために覚えておきたい!豆知識
卵黄は乳化を手助けしてくれます。なぜなら、卵黄のタンパク質であるレシチンという物質に水と油の乳化を助ける中和作用があるからです。
ちなみに、マヨネーズはこの卵黄の性質を利用して作られています。ですので、卵黄が足りないとマヨネーズが上手くできない原因に場合もあります。
手作りマヨは市販とはひと味違う味わいが楽しめる!
手作りマヨネーズは市販とはまた違う美味しさです。使う卵や油によって味が大分変わります。
素材の味がダイレクトに影響するので、素材にこだわって作ると、より一層おいしいマヨネーズができあがります!ぜひ、自分好みのマヨネーズを作ってみてくださいね。
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