落し蓋は煮物を作るときに大活躍するアイテムです。落し蓋の種類や特性を知っておくことで、料理がワンランク上の仕上がりになります!本記事では落し蓋の使い方をサクッと解説します。
落し蓋の種類・使い方
落し蓋にはさまざまな種類があります。以下にそれぞれの種類と使い方をまとめました。
木製
使う前に濡らして使用します。これにより、食材の匂いが蓋に移らずに済みます。
使用後はしっかりと洗って乾燥させる必要があります。湿ったままにしておくとカビの原因となるため、きちんと手入れすることで長く使えます。
ステンレス・シリコン製
木製のように水分を吸わないため、濡らす必要がありません。手入れも簡単です。
近年ではデザイン性の高いものも多く、おしゃれなものを求める場合にはこちらがおすすめです。
アルミホイル
お鍋よりも一回り小さく切り取り、クシャクシャにシワを付けます。広げた後に中央に穴をあけます。
シワが灰汁を吸着してくれるため、灰汁が多く出る料理の際に便利です。使用後は捨てることができるのも利点ですが、酸の強い食品を煮る場合は腐食の可能性があるため、使用には注意が必要です。
クッキングシート
お鍋よりも一回り小さく切り取るか、鍋よりも一回り大きく切り取ってフチに切れ込みを入れ、ひだを作る方法があります。
クッキングシートや和紙も灰汁を取る性質がありますが、水分も吸い取ってしまう可能性があるため、注意が必要です。
色んな落し蓋を使い分けよう!
酸の強い食品を煮る場合や、落し蓋がない場合は、上記の代替手段を利用することができます。
さらに、「きせ蓋」というものもあります。これは、落し蓋の上から更に蓋をすることで、水分を飛ばしたくない時に使用します。これにより、ゆっくりと煮詰めることができます。
落し蓋はさまざまな料理のパターンで応用できる便利な道具です。ぜひ色々な種類の落し蓋を試してみてください。
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