牛乳は栄養がすごい!栄養素や保存方法・活用レシピをご紹介

レシピ

牛乳は日本では子供の頃から給食でも配布されている飲み物で、一般的に普及している食材のひとつです。身近な飲み物の牛乳ですが、味わいが人気なだけではなく栄養も高いことを知っていますか?

この記事では、牛乳の栄養素や保存方法からおいしい活用レシピまで詳しく紹介します。

意外に多い牛乳の栄養素

「牛乳と言えばカルシウム」と言われるほど、牛乳に含まれている代表的な栄養素のひとつとして有名です。しかし牛乳にはカルシウム以外にも、脂質・たんぱく質・炭水化物などの三大栄養素に加え、各種ミネラルやビタミンなどが豊富に含まれています

またカロリーも普通の牛乳で100gあたり約66.9カロリーと比較的低いため、カロリーオーバーを気にせずに摂取することが可能です。ダイエットの際に牛乳をプラスすると、豊富な栄養素のおかげで健康的にダイエットをする一助となるでしょう。

牛乳は飲むだけじゃない!アレンジ方法も豊富

他の飲料・食材と合わせてオリジナルドリンクに

牛乳はそのまま飲むという方も多いでしょう。しかし毎日そのままの牛乳を飲んでいれば、飽きてしまう日がくるかもしれません。そういうときはコーヒーや紅茶、ココアなどと合わせてみましょう。牛乳の乳脂肪分や風味が、コクや一味違った味わいをプラスしてくれます。

また牛乳をあたためてホットミルクにするのも良いでしょう。牛乳は眠る前に飲めば体が温まりますし、牛乳に含まれるトリプトファンがセロトニンを生成するのに役立つため、入眠をサポートしてくれます。もっと体を温めたい場合には、すりおろしたショウガを入れるのもおすすめです。

スイーツにも幅広く活用できる

牛乳はスイーツにもよく使用される食材です。ホットケーキやプリン、アイスクリーム、ケーキなど、色々なスイーツで使われています。スイーツとして使用することで牛乳特有の風味も緩和されるため、牛乳が苦手な方でもおいしくいただくことができるでしょう。

料理との相性も抜群

フレンチトースト

牛乳を使った料理ではスープやリゾット、グラタンなどの調理方法がありますが、パンや米などの主食との相性が抜群です。また牛乳を入れるとコクがプラスされるので、隠し味に使用するレシピも多く存在します。

今回は簡単に作れるレシピを2つご紹介します。

ふわふわフレンチトースト

<材料 1人分>
卵 1個
グラニュー糖 大さじ1
牛乳 1カップ(200ml)
バニラエッセンス 2~3滴
食パン 1枚
バター 1かけ(小さじ1くらい)

1.卵を平らな皿やバットに入れてよく解きほぐします。

2.1に牛乳とバニラエッセンスを入れて良く混ぜ合わせます。

3.パンの耳を切り落とし、4等分にします。(耳は付いたままでもOK)

4.2にパンを浸して30~1時間程度ひたします。

5.フライパンにバターを入れ弱火にかけ、溶けたら4を入れて焼きます。

6.両面こんがり焼けたらできあがり!

寝る前に用意をしてパンを数時間浸しておけば、翌日待つことなくすぐにフレンチトーストを作って食べられます。

そんな時間待っていられない!という場合は、牛乳を600Wで30秒ほど過熱してから卵液と混ぜ合わせましょう!温かい状態のフレンチトースト液を作ればパンに液が冷たい時よりもしみ込みやすくなるので、時短になります。ただし加熱のし過ぎは注意してください。卵に火が通って分離してしまいます。

なお、レンジで牛乳を加熱する際には急速に沸騰してしまい、吹きこぼれる可能性があります。突沸を防ぐためにも分数を小刻みに設定し、様子をみながらレンチンするようにしましょう。

ちなみにパンにフレンチトースト液を浸してからレンチンする方法もありますが、加熱しすぎて卵焼きになってしまうのが怖いので私はしていません。

じゃがいもと玉ねぎのミルクスープ

<材料 2人分>
玉ねぎ 半分
ジャガイモ 2個
バター 1かけ(小さじ1くらい)
水 1カップ
牛乳 2カップ
コンソメ顆粒 小さじ2
塩コショウ お好み
パセリ 少々

1.玉ねぎとジャガイモを一口サイズに切ります。

2.小鍋にバターと1を入れて軽く塩コショウをかけて炒めます。

3.玉ねぎがしんなりとしてきたら水・コンソメ顆粒を入れて具材が柔らかくなるまで煮ます。

4.具材に火が通ったら牛乳を入れて沸騰寸前まであたためます。

5.食べるときにパセリをかけてできあがり!

できあがったスープを具材ごとミキサーにかければ、トロトロのポタージュができあがります。ポタージュにすれば野菜が苦手な方でも食べやすくなるでしょう。

その他にもミルクスープにはニンジンやほうれん草も相性ピッタリです。ぜひお好きなお野菜を入れて作ってみてくださいね。

牛乳の保存方法

牛乳は小さなブリックパックで販売もされていますが、一食材として購入するときは1リットルのパックを選ぶ方が多いのではないでしょうか?その場合、一度に使い切るのは難しいところです。賞味期限以内に使いきるのは大前提ですが、開封後は使い切る間の保存方法に気を付ければ、最後においしく飲むことができます。

冷蔵保存の場合

開封後、冷蔵庫に保存するときは開け口をクリップで止めるなどして、なるべく空気に触れないようにしましょう。温度変化を避けるためにも、冷蔵庫の中段などに保存するのが望ましいです。牛乳を冷蔵庫の中段に置くのは難しい場合は、ドアの開いている時間をなるべく少なくするなど工夫をすると良いでしょう。

なお開封後は、賞味期限に関係なく早めに使い切るようにしましょう。目安としては5日間程度ですが、温度や管理状況によって前後するので飲む前に牛乳の臭いや状態を確認してください。「すっぱい臭い」「くさい臭い」など異常な臭いを感じたり、「とろみが出ている」「色が変色している」など、状態が変化していたら牛乳は残念ながら傷んでいます。

冷凍保存の場合

牛乳は冷凍して保存することも可能であり、約1カ月ほどおいしさを保てます。しかし質が変化してしまうので飲み物としては向いていません。一度冷凍した牛乳はホワイトソースやシチューなどの料理に使いましょう。少しの量ならばコーヒーや紅茶に入れて使うこともできます。

冷凍する際は製氷皿などを活用して、小分けにするのがおすすめです。小分けにしておけばさまざまな料理に適切な量をすぐ使用できます。製氷皿でスペースが取られてしまうのが嫌な場合は、製氷皿で凍らせた後、フリーザーバッグに入れればスペースを節約できます。

牛乳は栄養バッチリでアレンジも自在!

牛乳はひとつでたくさんの栄養が摂れる便利な食材です。飲み物やスイーツ・料理などにも使用できます。活用の仕方によっては牛乳が苦手な方もおいしく食べることができるでしょう。

牛乳は足の速い食材ですが、冷凍すれば長期保存が可能です。凍らせることで質が変化してしまいますが、ホワイトソースやシチューなどの料理にならば、おいしく活用できます。

たくさんの栄養があり身体にもうれしい牛乳、ぜひお好きな方法で日々の食生活に取り入れてみてくださいね。

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